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2019/04/10

屋根のお手入れ時期

屋根といってもその材料は多岐にわたり、それぞれが違う特徴を持っています。
瓦屋根・彩色石線板屋根・金属成形品屋根・板金屋根・防水屋根等々、たくさんの種類があります。
また、屋根の形状にも色々あります。切り妻屋根・寄棟屋根・半切り妻屋根・陸屋根等々、まだまだたくさんの種類があります。
それぞれの材質や形状によりお手入れの時期は違いますが、概ね、10年をめどにチェックを行ってください。
ただし、屋根調査はプロに必ず依頼して下さい。自分で行うのは絶対にしてはいけません。

チェックの注意点

彩色石綿板屋根

表面的に汚れが目立ってきます。
カビやコケが定着し、商品の色が退化してきます。
防水性能が低下し、屋根材の劣化を早めることになります。
汚れや、屋根面に割れや欠けがないか確認しましょう。
棟板金や谷樋の部分も十分に気を付けましょう。

瓦屋根

漆喰の剥がれや、棟の歪み等を中心にチェックしてください。

金属成形品屋根・板金屋根

塗装が退色していないか。
取り合い部分のシーリングが硬化していないかチェックしてください。

防水屋根

防水材の断裂や浮上がりをチェックしてください。

お手入れの方法

彩色石綿板屋根

10年程度でしたら、塗装によるメンテナンスで対応できると考えられます。
何度も塗装を繰り返すのは、この屋根材に適していません。
専門の方のアドバイスを聞いて、お手入れ方法をご検討ください。

瓦屋根

部分補修でいいと考えます。
瓦は意外としっかりしているのですが、木材の建物の劣化進行に合わせたメンテナンスも必要です。

金属成形品屋根・板金屋根

塗装によるメンテナンスの対応が一般的です。
この屋根は早いお手入れを繰り返していれば、長期間その性能を維持することができます。
但し、取り合い部分のシーリングの打ち直しや、部分の交換をしなくてはならない場合もあります。

防水屋根

この屋根材は10年くらいでメンテナンスをしないと、防水不良になる場合があります。
防水の種類によりますが、歩行面のトップの塗り直しや取り合い部分のシールの打ち直し等のお手入れは最低限必要です。